Tさんは早速、橋本さんのところへ見学に行かれました。
きっかけは、Tさんからの以下の質問でした。
一方で貧栄養化は、窒素やリンなどの栄養塩類が不足し、海藻や魚が育たなくなる状態を一般には指しています。
Tさんは「有明の富栄養化と比べて、吉野川のスジアオノリの採取量が減っている原因は富栄養化でなく、貧栄養化と伺っています。これから養殖現場にも入って詳細聞いていく予定です。」との事でした。
これは以前、豚のコレラ感染が広がり、ニュースで騒がれていた時にも同じことが起こりました。突然、豚コレラは豚熱に改悪改名されたのです。合併浄化槽も、国の活性汚泥法も然り。臭いや汚水、また汚泥が出ても、薬品処理や川への垂れ流し、埋め立て等で誤魔化しているだけではありませんか。このような言葉の印象操作に氣付かなければ、環境問題の解決の一歩さえ踏み出せません。
国や行政は、ワクチンや食品添加物、農薬、水道水への高濃度殺菌毒物などを規制するどころか、むしろ言葉巧みに、さも必要なものとして騙し、緩和や推進をしてきました。もはや国民に対して殺人行為を行っていると言っても過言ではありません。
本来、山から海に至るまで、自然の状態なら、山からは落ち葉が微生物に分解されて、本当の豊かな栄養素の溶けた水が流れて、上流から清流を好む川魚などが多種類生息します。それが下流に至るまで、あらゆる生き物が生息します。人間が悪さをしなければ、本来、その川には汚染など起こり得ないのです。
Tさんの志は素晴らしいですが、従来の「常識」の中で問題を解決しようとしても、その努力は水泡に帰すことでしょう。Tさんに限らず、これからは真実を見極める目も併せ持たなければ、本氣で日本のふるさとを取り戻すような環境人道支援はできません。それには、もう一つ大事な事があります。それは頭での理解と同時に、実践することです。
以下にしのさんが、有明海の悲惨な現状と、その中でも諦めずに海苔養殖を続けられている様子を綴ってくれました。
しのさんがもし「常識」に囚われていたら、今のように海苔養殖をできていたか疑問です。大きな視点でものごとを考え、掘り下げたから、エナジー水にたどり着いたのです。
橋本さんも、Tさんにエナジー水を分けてくれるそうです。
さて、Tさんの実践はその後、どうなりますか…。
このような真剣なやり取りを敢えてリアルタイムでお伝えすることで、一人でも多くの方に既存の「常識」から抜け出していただきたい。そして日本の海の現状を知っていただくと共に、このような問題を解決する術として、今後、各地の河川に「あ・うん単独槽」を設置していく流れを生み出したいと思っています。
「あ・うん単独槽」なら、河川の汚泥を複合発酵技術で浄化し、ひいては海をもきれいにしていく活動になります。ぜひ一人一人が関心を持って、行動に移していく時がきています。
2025年2月19日
柳田 繁吉